ネットワーク/仮想マシンを作成する

ネットワークの設定を行います。

「仮想ネットワーク」を選択します。初期値で仮想マシン名に接尾語が追加されたものが入力されています。すでにサブスクリプション内に「仮想ネットワーク」があるときは、リストに表示されます。既存の「仮想ネットワーク」を選ぶと、その「仮想ネットワーク」に接続されます。「新規作成」をクリックすると自身で「仮想ネットワーク」を作成することが出来ます。

「サブネット」を選択します。「仮想ネットワーク」に複数のサブネットがあるときは、リストに表示されます。

「パブリック IP」を選択します。インターネット側からVMにアクセスする必要の無いときは、リストから「なし」を選びます。

「NIC ネットワーク セキュリティ グループ」を選択します。「なし」にするとNICレベルでのトラフィック制御が無くなるため、「パブリック IP」を有効にしているときは、セキュリティが低下します。「詳細」にすると独自のネットワーク セキュリティ グループを作成することができ、Windows Drefender ファイアウォールの様に、ポートやプロトコル、送信元のIPの制限など、詳細なルールを作ることが出来ます。規定値は「Basic」です。

「パブリック受信ポート」と「受信ポートを選択」は、基本設定で設定された内容と同じものです。その画面で設定したものがここに反映されます。

「VM が削除されたときにパブリック IP と NIC を削除する」を選択します。それぞれ別のリソースとして管理されているので、削除忘れを防ぐ意味でもオンにしておくのが良いでしょう。

「高速ネットワークを有効にする」をオンにすると、VMは高速ネットワークを使った通信を行うことができます。下のようなメッセージが表示されたときは、サブスクリプションの「設定/リソースプロバイダー」から'Microsoft.Network'を登録することで選択できるようになります。

作成するVMを既存の負荷分散ソリューションに配置するときは、ロードバランサーまたは、アプリケーション ゲートウェイを選択します。ここでは「なし」のままとします。

「次:管理」をクリックして、管理の設定画面に移動します。

※このブログは2025年4月現在の情報に基づいて作成しています。Azureの環境は随時更新されていますので、すでに情報が古い場合があります。ご容赦ください。